ギターの買い替えについて

このページはギタルラ社のお話を参考に作らせて頂きました

買い替えの時期とポイント

ホップ、ステップ、ジャンプ方式で

現在ここをお読みの方は、
ほとんどがギターをお持ちの方と思いますので、
「買い替え」に絞って話を進めましょう。

多くの方は最初5万円6万円程度の量産ギターで
スタートなさっていることでしょう。

恵まれていて最初から手工品という方もおいででしょうが。

買い替えは次のように考えれば良いでしょう

ホップ(スタート) → ステップ(1~3年後) → ジャンプ(5~10年後)

耳を鍛えましょう

同じ価格のギターの中でどのギターが良いのか、
自分にあっているのは
どのギターなのかを判断出来る様になりましょう

これこそ買い替えで一番大事なことなのです。

耳の鍛え方、どうすれば耳は良くなるか

数多くのギターを弾いてみましょう。

友達のギターでも、
あっ、いい音だな、と感じたら弾かせてもらいましょう。

この場合、あくまで自分で弾いた音で判断してください。

人が弾いているのを聴いているだけでは、
絶対に、音に対する感覚はほんの僅かしか向上しません。
自分で弾いて初めて
その音質がよくわかるようになるものなのです。

レコード(CD)の聴きくらべをしましょう。

人間の耳というのはかなりいい加減なところがあり、
同じ音を聴き続けると
その音に慣れてしまい易いのです。

「あれっ、この音軽っぽくて嫌いだな。」
なんて聴き始めたはずが、
5分もしないうちに
気にならなくなって音楽だけを聴いていたりするのです。

でも、すぐに他のCDを聴いてみてください。
前の音に慣れているはずの耳がちゃんと音色の違いを聴き分けてくれるはずです。
同じ音にはすぐ鈍くなるくせに、
他の音には常に敏感、これが人間の耳です。

聴きくらべた結果をただ何となく感じることから、言葉に表してみましょう

これは実物のギターを弾き比べる時も全く同じなのですが、
この「言葉ではっきり音の特徴を表現する」ことは
大変役に立ちます。

明るい、暗い、軽い、重い、伸び伸びしている、
詰まり気味の、よく広がる、抜けが良い、
分離が良い、重厚な、男性的な、女性的な、
艶っぽい、色彩感がある、力強い、
サラッとした、ねばり強い、透明感のある、
線が太い、細い、ザラザラした、
すっきりとした、滑らかな、気品のある、

等々あらゆる形容詞を聴いた音に当てはめてみましょう。
初めてのギターを弾いた途端、
いくつかの形容詞が浮かぶようになったら、
あなたの耳はかなり鍛えられてきたと言えましょう。

ギター専門店のハシゴをしましょう。

ギター専門店をちょくちょく訪ねて
その都度数本のギターを弾かせてもらいましょう。

冷やかしで構わないのです。
出来たらハシゴしてください。

店によっては、
すぐ買いそうでない客に何本も弾かれるのを
嫌がるかも知れません。
そんな時は「1年後には買いたいと思っているので」
というように話して理解してもらいましょう。

お店の試奏で注意して欲しいことは:

そう、きっとご自分で判断できるときが来るものです。
ワタクシ「がきさん」とお付き合いのあるお店

プラサ・ギターラ(要町)

ギタルラ社(目白)

黒澤楽器本店(新大久保)

コチラにお越しの際は稲垣の名前を出してもらって構わないですよ