2016.09.24
カテゴリ:読書
希望荘 宮部みゆき
読み終えました
面白かったですよ♪
その部屋には、絶望が住んでいた――。
宮部ファン待望の14か月ぶりの現代ミステリー。
特に人気の「杉村三郎シリーズ」の第4弾です。
本作品は、杉村三郎の「その後」を描きます。
失意の杉村は私立探偵としていく決意をし、
探偵事務所を開業。
ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。
依頼人の相沢幸司によれば、
父は母の不倫による離婚後、
息子と再会するまで30年の空白があった。
果たして、武藤は人殺しだったのか。
35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、
昨年に起きた女性殺人事件を解決するカギが……!?(表題作「希望荘」)
表題作の他に、「聖域」「砂男」「二重身(ドッペルゲンガー)」の4編を収録。
a:2009 t:1 y:3